パピオ アイスアリーナ 存続の会

福岡市のスケートリンク存続にご助力お願い申し上げます

ホームリンクを失った今、フィギュアスケートに取り組んできた私達の子供たちは氷難民の状
態で市外のリンクにご厚意を頂き、かろうじて練習時間の確保に努めています。

スケートリンクの維持には相応の資金が必要で一企業の負担では継続が困難であること、施設
自体の老朽化、環境保全の観点から既存の設備が使用できなくなる見込みであることは数年前
から説明を受けて参りました。私達は、以前からリンク存続を求め、皆様のご支援、ご賛同の
お声をいただくべく署名活動などに励んで参りましたが、力及ばず、私達の声は届くことな
く、閉鎖に至りました。

現実に福岡市内唯一の通年常設リンクがなくなった今、失われたのは選手たちの練習拠点だけ
ではありません。選手を目指すもっと若い子供達のこれからの可能性、そして、これまで福岡
から世界に羽ばたいた選手を育ててきた指導者の活躍の場も失われているのです。

福岡県は、全国に誇る、若い才能を見出すタレント発掘事業を有しています。
福岡市は、子育て・教育、健康・福祉の充実を誇る政令指定都市です。
九州には福岡、北九州、熊本と３つの政令指定都市があるにも関わらず、この 3 都市に通年の
スケートリンクが一つもないのです。

他の競技同様、フィギュアスケートに良い練習環境は必要不可欠です。
私達は保護者の観点から、フィギュアスケートが大好きで、片道 1−2 時間かけて通う早朝、深
夜の練習を諦めずに頑張っている自身の子供たちの練習環境改善を心から望んでいます。
まだこれから競技会を経験する選手も、国際競技会に派遣される選手もいます。
世界の一線で活躍する選手も、やっと自分でスケート靴が履けるようになった選手も、初めて
スケート靴を履いた日の気持ちは親子共に忘れ得ぬものです。これからももっとたくさんの福
岡の子どもたちに、そのご家族に、経験して頂きたいと強く願います。

皆様のご支援が、これからも強い福岡のスケート選手を産み育てる力になります。
何卒、スケートリンク再開に向けてのクラウドファンディングにご助力をお願い致します。