西南学院大学 フィギュアスケート部門OB

ご覧頂いている皆様へ

私は小学6年生の頃、テレビでフィギュアスケートの試合中継を見て初めて自らやりたい!と言いました。

フィギュアスケートは、休んでしまうと感覚が鈍ってしまうとても繊細なスポーツなので、選手は学業の前後で毎日のように練習に励みます。
私が大学4年までの11年間、選手として練習に打ち込めたのは、福岡市内にスケートリンクがあり、練習出来る環境が整っていたからです!

ですが今、後輩たちは1〜2時間かけて市外へ練習に行っています。私も選手時代に同じような経験をした事があるのでわかるのですが、これはとても大変な事なのです。
すぐには行けない為練習時間は格段に減り、移動で疲弊してしまうので思うような練習も出来ず、ホームリンクではないので早朝か深夜の練習しか出来ません。学業もありますので睡眠時間も減ってしまい負の連鎖です。ですが上述したように、繊細なスポーツなので休む事も出来ません。
送り迎えをしてくれる両親も大変な思いをしながら支えてくれます。
これからの未来ある選手、そして素晴らしいコーチが揃っていてもこの練習環境では思うような結果が残しづらいのが現状です。

またパピオアイスアリーナは選手だけでなく、毎年小さな子どもからお年寄りまで幅広い方々が遊べる場でもあります。一度は訪れた事がある方も多いのではないでしょうか?
皆様の思い出が詰まった、青春をかけ多くのことを学んだパピオアイスアリーナ。
これからも多くの方々に愛されて欲しいと思います。

ご協力の程、宜しくお願い致します。